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僕の考える料亭は、若い人にも来て欲しい場所。

公開日: : 日記

7月に入り、もう今年の半分が終わった…
梅雨まっただ中の京都は湿度が高く、蒸し暑い京都らしい夏が訪れている。

 

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さて今日は、ずっと温めていたことを書いてみようかな。

「大義」の話。

 

「もっとたくさんの人に、特に若者に日本文化を伝えたい」。

大義とは「なぜその職業を、世の中で行っていいのか」ということ。

企業理念とはまた違って、企業の存在意義のようなもの。

 

僕の大義は、「もっとたくさんの人に、特に若者に日本文化を伝える」ということ。

僕が思う料理人とかおもてなしに関しては、以前のブログ(料理を食べて幸せを感じる、その体験をデザインするのが“料理人”。)でも書いた通り。

調理して料理を出すだけではなく、料理を盛る器やお店内の装飾・作りなどの目に見えるもの、お店の雰囲気など目に見えないものまですべてに気を使うおもてなし、それをするのが”料理人”。

そして、それを体験することが出来るのが料亭。

 

料亭では、様々な日本文化に触れることができる。

食材や料理からだけではなくて、お店のお花やお軸、器からも日本特有の季節感を感じる。

そして、おもてなしという日本文化を感じる。

だから料亭に行くというのは、日本文化の様々な要素を学ぶことに繋がる。

 

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(僕が人生で初めて生けた花)

でも実際に料亭に来ているのは40代?50代?もっとご年配の方々ばかり。

日本文化に触れて体験する、学ぶということに関して言えば、その歳からでは遅すぎる。

もっと若い世代にも料亭に来て欲しい!というのは、僕が中学生ぐらいの時からずっと思って言ってきたこと。

 

なぜ若い人は料亭に来ないのだろう。

いろいろと理由が思い浮かぶけれど、ざっくり言うと「敷居が高い。料金が高い」てことじゃないかな?

では実際には、いくらあれば料亭で会席料理を食べることが出来るのか。

 

お昼であれば、手軽に料亭で食べられる!

最近ではお昼にランチをしている料亭も多く、リーズナブルなお値段のところもたくさんある。

うちのお店は、お昼はカウンター席だと3100円から(税込み、サービス料無し。2015年7月現在)。

別に丼とかにすればもっと安くもできるけれど、日本文化(会席料理)に触れるという意味ではその形態を保てるギリギリの値段。

 

むしろ、しっかり会席料理のコースの形でお出しするので、労働量の割に合わない…なんていうのは内緒の話(笑)

まあ、僕にとってはそんなこと、関係ないんだけど。

 

若い内に一度、料亭デビューしよう!

僕が大学生だった時の経験を活かして、考えたコース。

大学生でも飲み会で飲み放題にしたら3000円弱使うんだから、2980円(消費税増税前はこのお値段でした…)だったら無理ではない金額でしょ!と思って。
つまり、大学生にも来て欲しいから作った(後輩のための)コース。

 

なんか敷居が高いな、マナーとか難しそうだな…と思う人も大丈夫。

何なら、初めての料亭デビューはうちの店で。

お客様に恥を欠かせないのが、おもてなしだと思っているから。

うわ、若い人来たけど大丈夫?まだ早いんじゃないの?なんて思う人はいないから。

 

「祖父の後を継いで料理人になります」とか、「京都で料理をしています」とか言うと、大概の人は「行きたい、今度行きます」と言って下さる。

それはとても嬉しい言葉。

僕が一番残念で聞きたくないのは、「将来お金持ちになったら行きます!」という言葉。

お金持ちじゃなくても、料亭に触れてもらうことはできる。

これからは上記の言葉、僕の前では禁句でおねがいします(笑)

 

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