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掃除が好きになりました!(掃除を通して、自分と向き合う)

公開日: : 最終更新日:2014/09/15 日記

今日はお店が休みなので、ゆったりした朝を迎えた。

珈琲でも飲みながらほっこり。

 

ありがたいことにお店が忙しかったため間が空いてしまったけど、掃除の話の続きをしようかな。

 

とその前に、以前掃除のことを日記に書いた前日(27日)、朝に外の木の掃除をしていたら、アゲハ蝶が飛んできた。

本当にすぐ近くにとまったので、ぱしゃり。

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街に緑が少なくなってしまったからか、久しぶりに蝶を見たんじゃないかな。

そして、季節の移ろいを感じる。

ちょっとしたことだけど、フレッシュな気持ちになれた!(このことがあったから、掃除のことをブログに書こうかなって)

 

さて、掃除が好きになった理由の三つ目が、「自分と向き合えるから」。

 

僕が小さい時から祖父が僕に言っていたことが、「ただ洗うだけではなくて、元よりも綺麗にする。光らせる」ということ。

光らせるというのは、仕込んだものを乗せておく面器のことを僕たちはパイレーシと呼んでいるけれど、パイレーシや銀色の鍋をナイロンたわしで磨けば、銀色に光る。

ただささっと洗うだけではなく、こすって光らせなさいということ。

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毎日磨いていたら、何十年使っているおろし金の取っ手銅色もこの通り、ピッカピカ(どやっ笑)。

 

ある時、祖父が僕に「なぜ料理修行は、お皿洗いからか」を教えてくれた。

何でだと思う?

 

要点だけをまとめると、「精神修行のため」。

人は慣れてくると、どんどんずぼらになる。手を抜き始める、楽をし始める。

始めはピカピカに光るまで洗っていたパイレーシも、そのうちささっと洗うだけ。終いには水ですすぐだけと、どんどん手を抜くことも。

 

しかしそんな鍋で料理するとどうなるかということ。

味が変わるのはもちろん、衛生面でも問題がある。

日常的に包丁を使うため、気の緩みでけがをすることも考えられる。

 

自分の気の緩みを知る、バロメーターになると言うのが、分かり易い言い方かもしれない。

それが、「自分と向き合う」ということ。

 

やはり日によっては、掃除が辛い・面倒くさいと思う日もある。

そんな日は、どこか気が入っていない、スカッとしない日。

ああ、これではだめだなと、気を引き締める。

 

調子の良い日は掃除も楽しく、それこそ掃除をしている最中は無心になれて、色んなアイディアも浮かんだりするから面白い。

毎日同じことの繰り返し、ルーティンワークの掃除だからこそ、自分の変化が知れるのかなと思う。

 

毎日決められた同じことを、同じようにやるというのは、大変だけど本当に大切なこと。

それについては、また別の時に書こうかな。

 

ということで、これからも気持ち良く仕事をすべく、お店に愛着をもつべく、自分を知るべく任された掃除場所をピッカピカに、していこうと思います!

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僕が毎日磨く担当の、テーブルだって冷蔵庫だってこの通り。ふふふ。

 

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