時には一つのことをがむしゃらに、こつコツと。
公開日:
:
最終更新日:2014/09/15
日記
こんばんは。
最近、自分は「料理を作りたい」のではなく、「自分の料理で人を喜ばせたい」のだということに気付いた、西岡 瞭です。
さて先々週、技術的なことで上手くできない自分に苛立ち、悔しさを感じてそれから毎日猛練習。
そしてこの頃、やっと自分の満足のいくものが出来るようになってきた。
祖父を始め、家族にも美味しいと言ってもらえて、少し幸せな気分。
上手くできない自分に苛立っていた時、大学時代の研究会の先生がよく、「閾値」の話をしておられたのを思い出した。
いきち【閾値】 一般に反応その他の現象を起こさせるために加えなければならない最小のエネルギーの値。
(大辞林より)
簡単に言うと、何かが出来るようになるとか成長するためには、繰り返し練習したり、勉強する必要がある。
その経験が積み重なりある一線を越えた時、いきなり今までが嘘のように出来るようになる。
僕もその「閾値」を感じる経験が過去にもあった。
きっとできるようになる、それまで辛抱して練習し続けるしかないと自分に言い聞かせ、がんばった。
結果、また一歩前に進むことが出来たように思う。
常に考え続ける、思考を止めないということは、とても大事なこと。
でも、時にはがむしゃらに、無心でわき目も振れずがんばる。
「他のことを気にせず、時には何かに打ち込む、没頭することも重要な経験」
先日食べに行った、お店のご主人から頂いた言葉。
あれこれ、やりたいことは色々あるけれど、この言葉が胸に響く。
さて、こつこつ頑張りますか。
瞭
関連記事
-
「食材を活かす」とは、その食材を「らしい」かたちにする作業。
蕨(わらび)。 とりあえず漢字がかっこいい。 春の山菜で、2から3月にかけて器の絵付けや、お
-
若くして自分の店を持つ人に共通する、3つこと。
大学を卒業して、京都に戻ってきてから一年と半年。 色んなお店に食べに行って、沢山のことを学ばせ
-
魯山人の「身の周りの全てから学ぶ」という教え
こんばんは。 料理は季節感が重要だというのに、もはやこのブログの「日記」も「食道楽」も書く内容
-
か、か、かわいい… 僕のアイドル、SMJ48(笑)
思わず、「かわいい!」と思って、ぱしゃり。 柄のがぷっくり、傘はま
-
「布施の心」でより良く生きる
特に何かがあったわけでは無いんだけど、先日仕事をしている時にふと思ったことがある。 それは、「
-
さてこのお魚、何でしょう。調理してみた。
こんばんは。 さていきなりですが、この魚、何という魚か分かりますか?? &nbs
-
「目の付けどころをシャープに」という話。
ずっと前から考えていたことだけど、昨日思うことがあったので「見る」ということについて、書いてみようと
-
I am a 料理人.
大学を卒業して、働き始めてから一年以上経った。 色んな所に食べに行こうと決めて、食道楽なんて連
-
知っている人の仕事に触れると、何倍も感動するし、応援してしまう、魔法。
先日、 大学同期の友達の仕事に触れた。 現在、全国のスターバックス店舗で配
-
おもてなしがサービスになる時
昨年末、おもてなしについて書いたブログ(「おもてなし」は、誰かを思ってすること。)で、サービスとおも